迷路の調達

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--- 迷路の調達 [2017/12/25 22:25]
ganon [迷路に関する規定(公式)]
+++ 迷路の調達 [2017/12/26 22:18] (現在)
ganon [ベース]
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-===== 迷路に関する規定(公式) =====
+===== 迷路に関する規定 =====
 迷路の構成物に関する規定はニューテクノロジー財団のサイトに記載があります。
   * [[http://www.ntf.or.jp/mouse/micromouse2014/kitei_classic_since2014.html|クラシック競技規定]]
     * 柱:12mm x 12mm x 50mm
-    * 穴に刺さる部分の径:
     * 壁:168mm x 12mm x 50mm
   * [[http://www.ntf.or.jp/mouse/micromouse2014/kitei_half_since2014.html|ハーフ競技規定]]
-    * 柱:6mm x 6mm x 25mm (穴に刺さる部分の長さは8mm)
+    * 柱:6mm x 6mm x 25mm
     * 壁:84mm x 6mm x 25mm
@@ ライン 56: / ライン 55: @@
 次の画像は柱をモデリングしDMM.makeで発注したものです。250円/一本くらいの単価で柱が作れました。モデルの肉抜きをするともう数10円はやすくできると思います。
 より詳しくは次の記事にまとめました。
-[[DMMで柱を発注|DMMで柱を発注]]
+[[柱をdmm.makeで作ってみる|柱をDMM.makeで作ってみる]]
@@ ライン 72: / ライン 72: @@
 > [[http://www.nippehome.co.jp/prd/wt_001.html|塗料の製品ページ]]
+ベースの制作についても別記事に詳しくまとめました。
+[[ベースを作ってみる|ベースを作ってみる]]
 ===== さいごに =====
+最初はメラミン化粧板を壁のサイズに切ったものを立てるだけの簡易迷路でいいと思いますが、
+速いマウスを作りたい場合は素直に投資をして迷路を手に入れるのが良いでしょう。
+そこそこ、お金はかかりますが自宅に調整用迷路を持つことはモチベーションの維持という観点で
+重要です。自分の作ったロボットが動いている様子を見ているともっと速くしたいという
+欲求がでてくるものです。ただ、迷路の構成物すべてを購入すると大分高くつくのでおすすめは、
+  * 壁は購入
+  * 柱は3Dプリント
+  * ベースは自作
+とすることです。
+ちなみに記事冒頭にあった迷路の制作にかかったコストは以下でした。
+==== 時間的コスト ====
+目安としては、土日一回くらいでできると思います。
+  * 柱モデリング: 1h(fusion360に慣れていたら5分もかからないと思われる)
+  * 板の掃除: 0.5h(ただ拭くだけ)
+  * 穴あけ: 5h(結構つらい)
+  * 塗装: 0.5h(すぐ終わって楽しい)
+  * 迷路への線引き:2.5h(結構つらい)
+==== 金銭的コスト ====
+合計で6万ちょっとくらいかかりました。若干壁と柱は多めに調達している点とベニヤ板は
+ホームセンターによってはもっと安く手に入ると思うので9 x 4の迷路でしたら5万円以下で
+作れると思います。
+  * ベニヤ板(シナ 910mm x 910mm x 12mm): 3000円 x 2
+  * ベニヤ板(シナ 300mm x 600mm x 12mm): 1500円 x 2
+  * 塗装用ローラー:1000円
+  * ペンキ: 1800円
+  * 壁: 400円 x 70個 = 28000円
+  * 柱: 250円 x 85本　= 21250円

迷路の調達.1514208355.txt.gz · 最終更新: 2017/12/25 22:25 by ganon